
タイ移住の生活費はいくら?家賃・食費・光熱費を日本と比較してみた

はじめに
タイに移住したいと考えたとき、まず気になるのは「生活費はいくらかかるのか?」という点ではないでしょうか。
物価が安いイメージのあるタイですが、実際の生活費はライフスタイル次第で大きく変わります。今回は 家賃・食費・光熱費・通信費 を中心に、日本との比較も交えながら解説します。
家賃(住居費):エリアと物件タイプで大きく差が出る
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バンコク中心部(スクンビット・シーロムなど)
ワンルーム〜1ベッドルームで 15,000〜30,000バーツ(約6〜12万円) -
郊外や地方都市(チェンマイ・コンケンなど)
同じ条件で 5,000〜10,000バーツ(約2〜4万円)程度 -
サービスアパートメント(家具・光熱費込み):駐在員や短期滞在者に人気だが割高(2万〜5万バーツ)
👉 日本の都心ワンルームに比べると、同じ予算で広い部屋・プール付きジム付き物件が借りられるのが魅力。
食費:屋台ごはん中心なら圧倒的に安い
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屋台・ローカル食堂:1食40〜70バーツ(約160〜280円)
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レストラン(タイ料理):1食100〜200バーツ(約400〜800円)
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日本食レストラン:1人あたり300〜800バーツ(約1,200〜3,200円)
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自炊:日本のように必須ではなく、むしろ割高に感じることも(輸入食材が高い)
👉 屋台やローカルを活用すれば、1か月1〜2万円程度で十分。外食中心でも日本より安く済むケースが多いです。
光熱費:エアコンがポイント
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電気代:1か月1,000〜3,000バーツ(約4,000〜12,000円)
※エアコンを毎日長時間使うと一気に高くなる -
水道代:100〜200バーツ(約400〜800円)と格安
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ガス代:都市ガスはなく、電気コンロが一般的
👉 「電気代=エアコン代」と考えてOK。節約のカギは冷房の使い方です。
通信費・ネット代:格安で快適
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スマホSIM(無制限プラン):月300〜500バーツ(約1,200〜2,000円)
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インターネット(光回線):月500〜800バーツ(約2,000〜3,200円)
👉 日本よりも格安かつ高速。デジタルノマドにとっては大きなメリットです。
生活費の合計:どれくらい必要?
生活スタイル別にまとめると:
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節約派(屋台・郊外コンドミニアム)
約30,000〜40,000バーツ/月(12〜16万円) -
バランス派(都心コンド+外食・時々日本食)
約50,000〜70,000バーツ/月(20〜28万円) -
贅沢派(高級コンド+日本食・サービス活用)
約100,000バーツ以上/月(40万円〜)
日本との比較
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家賃 → 日本の半額以下で広い部屋
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食費 → 外食中心でも日本より安い
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光熱費 → エアコン代に注意だが全体的には安い
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通信費 → 圧倒的に安く快適
👉 「日本の東京暮らしより安いのに、暮らしの満足度は高い」というのが多くの移住者の実感です。
まとめ
タイ移住の生活費は「どんな暮らし方をするか」で大きく変わります。
屋台とローカル生活を楽しめば驚くほど安く、逆に日本食や高級コンド中心だと日本と同じくらいの生活費が必要です。
大事なのは「自分がタイでどんな暮らしをしたいか」をイメージして、予算を考えること。
その上で「タイなら自分に合った生活スタイルがきっと見つかる」と自信を持って言えます。