タイ移住者が教える!家電は日本製とタイ製どっちを買うべき?リアル選び方ガイド
はじめに
タイで生活を始めると、最初に迷うのが “家電はどこ製を買うべき?” という問題。
日本製は品質が高いけど値段は高め。
タイ製はコスパが良いけど耐久性はどう?
20年以上タイに住んだ経験から、生活家電の選び方を分かりやすくまとめました。
1. タイの家電事情は年々レベルアップしている
以前は「日本製が安心」という時代もありましたが、
今のタイ製・タイ国内メーカーの品質はかなり高くなっています。
- 大手電気店(Power Buy / HomePro / Big Cなど)に行けば種類も豊富
- Samsung、LG、Xiaomiなどアジア勢も強い
- タイ向けの耐湿・耐暑仕様が魅力
つまり、多くの家電は“日本から持ってくる必要なし” の時代です。
2. 家電ジャンル別:「日本製を買うべき?」「タイ製で十分?」
用途によって向き不向きがあります。
在住者目線でリアルに解説します。
- ① 冷蔵庫
→ タイ製・韓国製でOK。コスパ良し。
タイの冷蔵庫は東南アジア仕様で
- 大容量
- 省エネ(Inverter)
- 修理しやすい
と実用性が高いです。
おすすめ: Samsung/LG/Hitachi(タイモデル)
- ② 洗濯機
→ タイ製がベスト。日本製は必要なし。
理由:
- タイの水質・気候(湿気)に最適化されている
- 部品交換・修理がすぐできる
- 日本製より圧倒的に安い
縦型の全自動 が主流で、使いやすさも◎。
- ③ エアコン
→ タイで買う(タイ・韓国メーカーで十分)
タイのエアコンは耐久性が高く、
日本製と並んで非常に優秀。
- Daikin(ダイキン)は実はタイでも大人気
- Mitsubishi Electric(タイ工場あり)も強い
- タイはエアコンの取り付け工事の質が高い
エアコンは現地購入が絶対に正解。
- ④ 炊飯器
→ これは日本製が圧勝!
タイの炊飯器は“炊ける”が、“美味しくはない”。
圧力IHのクオリティは日本メーカーの独壇場。
おすすめ: 象印、タイガー、パナソニック(輸入品 or 日本で購入)
※タイの象印は日本クオリティと少し違うため注意。
- ⑤ 電子レンジ・オーブン
→ タイ製でOK。
電子レンジは差が出にくい家電。
- Xiaomi
- Sharp
- Samsung
などで十分満足できます。
3. “日本で買うべき家電”まとめ
最終的に、日本製で買うべきものは少数。
★ 日本で買ったほうが良い家電
- 炊飯器(圧力IH)
- 高性能ヘアドライヤー(Panasonic ナノケアなど)
- 電動シェーバー(日本モデルの方が高性能)
- ホットプレート類(タイだと選択肢が少ない)
4. “タイで買うべき家電”まとめ
ほとんどはこちらに入ります。
★ タイで買うべき家電
・冷蔵庫
・洗濯機
・エアコン
・電子レンジ
・掃除機
・テレビ
・扇風機(タイの耐暑仕様が最高)
・ケトル・アイロンなど小物家電
※タイの家電は保証が現地対応のため、現地購入が圧倒的に便利。
5. 実際に住んで感じる「タイ家電の良さ」
長年暮らして特に感じるのは、
タイの家電は修理しやすい。価格が手頃。すぐ届く。
・電気店の配送が早い(最短当日)
・取り付け工事が安くて丁寧
・故障時の出張修理が気軽
・価格が日本の半分以下も珍しくない
・東南アジア向け設計で耐久力がある
・住めば住むほど、“タイで買ったほうが合理的だな” と感じます。
6. まとめ:家電選びは「現地購入+日本製の一部」で最強
タイは家電レベルが高く、
・日本製がベストのもの(炊飯器)
・タイで買うのが正解のもの(エアコン・冷蔵庫)
と分けて選ぶと暮らしが快適になります。
タイに移住を考えている方は、
家電選びのストレスがほとんどなく、住みやすい環境が整っている
ことを知っておくと安心です。
